恩田陸の「ネクロポリス 上・下」。
仕事の資料として借りて、ちらっと読み始めたら止まらなくなり、
そのまま借りて読んでます。
けど、もうすぐ読み終わりそうで、それが悲しい…。。。
ファンタジー要素が強いサスペンスなんだけど、著者もその世界の細かい
設定を考えてたら面白くなっちゃって、こんなに長くなってしまったと
言っているように、その設定がすごい！！
もともと私は、ファンタジー小説は場面や風景描写が想像しにくいから
得意ではなくて（想像力が乏しいともいう…）、最初は「ファンタジーかー」
なんて思っていたんだけど、読んでいくうちにフワーッと引き込まれ、今では
虜です。
日本とイギリスの文化が融合した国・V．ファーの聖地、「アナザー・ヒル」
で行われている「ヒガン（彼岸）」という死者に会える儀式。
その行事に初めて参加した日本人・ジュンイチロウが体験する、予想もしてなかった
連続殺人…。
下巻なんてほんの2日もあれば読めちゃう。
読み終わるのが非常に寂しいです。。。
借りて読んだけど、持っててもいいなぐらいの勢い。
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